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１０月１４日　父　突然の永眠

早いもので　今日この世から旅立ちました

幼い頃から「父は突然倒れていなくなっちゃうんだろうな」と

思っていたから　１０年前の心筋梗塞で緊急搬送された時も

「お父さんらしいなぁ」と思った


でも　「今回は死なないから大丈夫」と　

その時流した涙は安堵の涙　１回だけだったけど


今回　集中治療室で寝ている父が別に苦しそうでもないのに


涙がぽろぽろ出て止まらず　


「別れが近いのかもしれない」と思いました


脳梗塞から　心筋梗塞　肺がん　肺がん再発と


重病ばかりだったのに　全て軽く済んで　普通の日常生活送れていて


「奇跡の人」と呼んでいました

苦しくても　あまり　それを感じさせないでくれたから

私達も病人を抱える辛さを感じずに　普通に


「お父さん　あそぼ！」と

いろんなこと　出来ました


ありがとう　


幼児期　私はまったく　父の愛情を感じてなく

近寄りがたく　無口　笑わない

お父さんの打ったホームランボールが私に当たり

フェンスから落ちた記憶（笑）


ただ１回　父が珍しく自分から

「お父さん　赤毛のアン好きやねん」と言い出し

「何で？」と聞くと

「お前みたいやから」と笑った思い出


「お箸の使い方が悪い」と

あられをつまんで　空箱に入れる特訓された

父の昼休み


父に言われて良かった言葉は


「お前が何ぼのもんじゃ　いい気になるな」



言われた当初は悔しかったけど

今は親だからこそ　言われてよかったです

若かりし頃の私に一番必要なアドバイスでした

　

厳しい人でしたが　人の悪口は一切言わず

人のことを　よく理解していました

わがままでやんちゃで

「男としては　かっこいいけど　父親としてどうやねん」

と思っていましたが　


晩年は　「いい父」で「いいおじぃちゃん」でした


みんな父が好きでした


お父さん　ありがとう


１０年前の心筋梗塞で死なず　生きれたから

親子関係も　父の人生もやり直すことが

出来ました


この時間に感謝です